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SmartLF Gx+56/Gx+T56

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大判スキャナの業界では最大の読取り幅(1423mm)と原稿厚(20mm)を誇るSmartLF Gx+ T56 には、高品質なカラー業務に最適なCCDセンサ、2D LED 発光システム他、カラートラックが誇る多くの最新テクノロジーが搭載されています。シャープな線画や高精細が求められるCAD図面や地図、鮮やかな色と再現性が要求されるグラフィックアートなど様々な用途に対応します。

大判スキャナの高性能モデルSmartLF Gx+ T56には、クラス最高スペックの光学解像度と、高品質なカラー業務に最適なCCDセンサ、2D LED 発光システム他、自社が誇る多くの最新テクノロジーが搭載されてしています。本製品は A0 / E-サイズの原稿を横置きにセットすることができる超ワイドな読み取りエリアを持ちます。(大判スキャナの業界では最大の読み取り幅1422mm(56インチ)に対応。)シャープな線画や高精細が求められるCAD/GIS 関連の業務のみならず、鮮やかな色と再現性が要求される複写業や、グラフィックアーツのニーズにも高い性能と画質でお応えします。 カラートラックは、CCD方式をベースにした大判スキャナの製造開発では長い経験を持ち、多くのノウハウを培ってきています。最新モデルでは、耐久性に優れた2D LED 発光システムや、600dpiに対応する光学解像度、また省電力モードや、より高速な読み取りを可能にしたギガビット対応のイーサネット接続など優れた特徴を持ちます。高い性能と操作性を追求した第6世代のSmartLF Gx+ T56シリーズは、業界トップの読み取り幅だけではなく、CCD特有の高いカラー性能とシャープで精細なモノクロの画質等を実現しています。また本製品の性能をフルに引き出す周辺ソフトウェアでは、“スキャンワンス”機能をサポートし、原稿を再度読み直すことなしにリアルタイムで、画質の調整がおこなえます。クラス最高の高性能モデルでありながら導入し易い価格設定がされたSmartLF Gx+ T56は、高い生産性と多くの付加価値をもたらします。

シャープで高精度 – 最高のカラー性能

SmartLF Gx+ T56の誇る超ワイドな読み取りエリアは、特殊サイズの原稿や地図に最適です。

さらに、鮮やかな色 の再現は、超特大サイズ のグラフィック用途に効果的!

SmartLF Gx+ T56 は、CCDが持つ優れた特性をフルに引き出すための多くのテクノロジーが搭載されています。広域なガモット(色の再現できる範囲)や、高いダイナミックレンジ(スキャナが認識できる暗い領域と明るい領域での詳細なキャプチャー)、また高精度をもたらす高い光学解像度、最新の発光システムや次世代のインターフェース仕様など、従来のCCD方式を採用する大判スキャナでは実現できなかった性能や操作性の向上を可能にしています。本製品は、グラフィックの業種で求められる鮮やかな色の表現や色の再現性のみならず、地図や各種テクニカル図面で重要とされる線画のシャープさなど、いずれも優れた画質を提供します。SmartLF Gx+ T56 は、自社が誇る豊富な製品ラインナップの中で、最上位モデルとしてあらゆるプロのニーズに完全対応します。

またSmartLF Gx+ T56は、2+4 の多点ローラードライブによるアクティブな原稿搬送機構 APT を搭載し、原稿に加わる圧力を維持しながら原稿を搬送します。白色の2D LED 発光システムとの連携は、折れやシワのある原稿でさえ、画像に生じる影を軽減しスキャンすることを可能にします。 イメージデータは、 48-bit (カラー) あるいは 16-bit (モノクロ)でスキャンされ、最適で信頼性の高い 24-bit または 8-bit が抽出されてデータが生成されます。

CCDの優位性を最大に

テクニカル市場で使用されている他社の CCD スキャナでは、優れたカラーイメージの性能を持つ代わりに、蛍光管ランプをベースにした光源のシステムを使用しているため、好ましくない面も持ち合わせていました。蛍光管の代わりに白色 LED を使用することで、 SmartLF Gx+ T56 は、運用面と電力に関わる多くの改善がなされています。

スキャナのウォームアップ不要、瞬時に起動

白色の蛍光管ランプを発光システムとするスキャナでは、一般的にスキャナの電源投入から、およそ5分の間スキャナを使うことができませんでした。 さらに蛍光管ランプの温度管理や安定化のため、最適な光量を得るためには、1時間経過してから運用することが推奨とされています。これらを怠った場合には、色の再現やステッチ(画像の重ね合わせ)の精度は得ることができません。 SmartLF Gx+ T56 が新しく搭載する白色 LED 発光システムでは、蛍光管ランプと同等の高品質なカラーが得られます。さらに LED では電源投入時(機体の温度は低い)の状態から、運用時(機体の温度は上昇)まで、常に安定した光のスペクトラムを維持することができます。オペレーターは、ウォームアップの時間や、スキャナの光量を安定化させるために長時間待つ必要はなく、いつでも最高の画質を得ることができます。電源投入後、即使用できる親切設計を実現しています!

省電力仕様

SmartLF Gx+ T56は、プログラム管理されたタイマー機能がサポートされています。オペレーターが都度操作しなくても、スキャナを使用しない一定の時間設定によって、省電力のモード に自動的に移行することができます。さらに電源の投入後すぐにスキャナを使い始めることができます。作業が必要なときに、いつでも簡単に製品を取り扱うことができます。

光源システムの耐久性

一般的に、蛍光管ランプを光源としたスキャナでは、1-2年のサイクルで光源ユニットを交換しなくてはなりません。LEDの発光システムは、これら消耗性部品を持ちませんので、導入後のコストを圧縮することができます。蛍光管ランプの光源システムはスキャナの電源が投入されている間、ランプは点灯し続けなくてはなりません。LEDの光源では、スキャン動作している間だけ点灯します。 LEDでは、およそ 50,000 時間の耐久があり、24時間フル稼働させた場合に約6年の耐久となります!

キャリブレーションの頻度

蛍光管ランプを光源にするスキャナでは、頻繁にキャリブレーションを実行することが必要です。LEDの発光システムは安定した出力を維持し、キャリブレーションの頻度も少なく抑えられます。

水銀を含まない設計

LEDでは水銀等の有害物質を含んでいません。 環境に優しい設計が施されています。

より多くのカメラセンサの実装で、より高い精度を実現

SmartLF Gx+ T56は、超ワイドな読み取りエリアを確保するために、他社の製品にはない 8基 のCCDセンサを搭載しています。

一般的に CCD スキャナでは、センサの個体差により、ステッチや精度に関する問題が引き起こされています。SmartLF Gx+ T56 は、優れた剛性を持つモノコックのカメラシャシを持つ8個のCCDセンサによって、これらの問題を改善しています。

カタログPDF

SmartLF Gx+T56 製品カタログ(PDF)